口腔内接着法_0002

  • 口腔内接着法

この症例では、特に痛みは無く、おおきな炎症は認めませんが、矢印で示した部位に破折線が認められます。他院では抜歯してインプラントを勧められましたが、保存を希望され来院されました。炎症症状が小さい事や、破折した歯牙が分離していないため、口腔内接着法による治療を行いました。

矢印の部位に破折線が認められる。

X線写真。判別しづらいが、破折線を認める。また根尖病巣も認められる。

口腔内写真。破折部と歯根周囲の炎症が消退していることを確認する。

スーパーボンドにて接着。ファイバーポストを用いて、土台を作製した。

被せ物を装着。経過は良好。